アトリエ通信

2022.2February

手仕事サークル 捨てるものからリメイク

先日の手仕事サークルは、突然「こんな面白いブローチあるんだけど、作らない?」と提案があり、「わあ!おもしろそう~やりたい!」と賛成して、このようなアクセサリーができました。
使った素材は、革、布のハギレなどです。革はレザークラフト教室で、日常的に出る革のハギレです。
以前革教室に通っていた時にゴミ箱にたまっていく革のハギレを見て、「もらっていいですか?」と聞くと、「え!?こんなものどうするのですか?いるならどうぞいくらでも持って帰ってください」と言って下さったのです。
とても上質な牛の革です。
それと手芸をする人なら自然にたまっていくハギレ布。カーテンのサンプルや、さをり織りの切れ端しなどもあります。
作り方は自由で、選んだ革や布をボンドで貼ったり、針と糸で塗っていくだけ。
 皆さん目をキラキラさせて創作を楽しんでおられました。
革の作品を作るために裁断してある、面白くて不思議な形のハギレもあり、それに魅せられて、形を生かす人もいました。
素材の一期一会を楽しみつつ組み合わせて、唯一無二の作品が出来上がる。しかも、捨てるものから、これだけのバリエーションができる。革もここまで使い切ったら、牛の命も無駄にせず、十分に生かすことになりますし、ゴミを減らすという意味で、地球にも優しいです。そういうところに魅力を感じ、「楽しいし、満足感が高い!!」「捨てるものっていうのがいいよね!」と話されていました。
こういう作り方が自由なものって、すごく個性やセンスが出ますよね。私はセンスに自信がないので、はじめ頭で考えてしまって、どうしようと惑ってしまいました。
でも、みなさんの楽しそうな様子を、見ているうちに、頭でやるのをやめて、まずは触ってみようと思いました。
気になった好みのハギレを手に取り、向きを変えたり、折ったり、丸めたり、また広げたり。色、質感、違いを感じながら、選んでいきました。すると、ワクワクしてきて、普通なら捨ててしまうところがアクセントになるって面白い、と感じれました。
自由で軽やかな、この雰囲気。とても楽しいので、次回もしても
いいね!ということになっています。よかったら、ご一緒にいかがですか?(おおい)

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