免疫のお話 身体のしくみを知っておくと 闇雲に怖がらなくてよくなりますよ。
コロナの状況は、人数の増減はあるものの、収まる気配はなく不安に思っておられる方が多いですね。
9月の「縄文文化と四季の陰陽五行セミナー秋編」アルデバランさんと月舟苫家さんで開催されました。今お伝えしておきたい陰陽五行のお話と免疫のお話しがメインでした。
陰陽五行では「秋=肺=免疫」と考えます。
陰陽五行で言う肺とは、いわゆる臓器の肺や呼吸に関係するものだけでなく、水分代謝や免疫バリアなども関係があると考えます。呼吸は酸素を吸って二酸化炭素を出すように、必要なもの取り込み不要なものを出す動きは肺の働きと考え、肺は身体全体に影響を与えています。
免疫も身体の外部からの侵入者である細菌やウイルスなどに対して、免疫細胞などが「自分」と「自分でないもの」を識別して、身体を守る仕組みのことをいいます。なので「免疫力をつけるために、免疫力アップの食材を取りましょう~!」
というような簡単な話ではありません。
免疫に関係する細胞たちは、それぞれにいろんな役割を持っていてコミュニケーションをとりながら、入ってきた病原体などに対応しています。
私たちの身体はとても賢くて、免疫システムで一生懸命身体を守ろうとしています。ただ戦う力の強さだけではなく、様々な免疫が適切に働く流れや、情報伝達のしくみが大切です。
医学的なお話ですが、免疫細胞をキャラクターにして説明されたので難しくなく、受講された方の感想にも、「とても分かりやすかった。」
「大満足の内容で、とてもタイムリー。」
「聞きごたえがあった。今まさに必要な事が聞けてよかった。」
「みんなに聞いてほしい。」と好評でした。
知っていれば、コロナにかかろうかかかるまいが、ワクチンを打とうが打つまいが、闇雲に怖がらなくてもよくなります。身体の中でどのようなことが起こっているのかを知れば、自分の身体を信じられるようになり、自分がどうしたいかがわかるようになります。
また、免疫システムは社会構造に似ているとも言われます。私は受講してコロナの話というよりも、人間関係の話として聞こえてきました。そして、自分の問題を表しているなと思いました。
私がもし、免疫システムの中にいるとしたら、情報を伝える役割を担っています。イベントなどに向けて日々起こる様々な変化を、今どういう状況か正しく理解し伝えることが必要です。それができていないとグループ全体が混乱し、免疫が暴走している状態になってしまいます。いつも自己探求などで「現実をみなさい!」と言われます。
情報屋の免疫細胞は細菌でもウイルスでも食べて、どんなものかを把握して、その情報を他の人に伝えます。私もそれができたらよい流れができるんだと思いました。
きっと、聞く人によっていろんな聞き方ができるお話だと思います。
10月11月は、ほのか薬局にて免疫のお話に特化したセミナーを開催することになりました。
お近くの方は、ぜひご参加ください。これを聞いて、免疫の基礎知識を身につけ、自分の持つ免疫システムを生かして、自分の身体に自信を持ちましょう!
文:大井 恭子