2019年1月

  四季のいろどり真理
 
 左図は、2017年の「ハートアート展in東京」に「アートで心と身体をつなぐ」というテーマでほのか薬局・アトリエほのあかりから、出展したパネルの原画です。このパネルが出来上がった時に、「日本の自然を見直さなければ!」という何か使命感にも似た思いが湧き上がっていました。そのパネルを見るたびに、その思いが身体の奥底から現れています。

左図の白い人間の身体の周りに薄いベールのようなものが覆っています。これを作った頃は「気」をイメージしていましたが、「エネルギー=気」から、「魂」の世界へ。さらにはオーラのようにも見えてきます。言い方は変われど、目で見える身体という物質の形あるものの周りに、「気」のようなエネルギーの見えないベールを感じ取っているということ。

見えている世界にも見えてない世界があり、見えてない世界も何かを見ている。それは分けて考えるのではなく1つだということ。両方の世界を感じ取ること、それを「観る」というそうです。
 私たちが物を見るとき、外の世界から光の信号がまず目の網膜に入ってきます。それが電気信号に変えられて、この電気信号に変えられて、この電気信号が視神経を伝わって脳本体に送られ、大脳皮質の中で後頭葉にある一番初めの視覚中枢にまず到達します。この一番初めの視覚中枢を視覚一次野と呼びます。
          
しかし、近年の研究で人間は第一次視覚野にて「見えていない」部分を「解釈」して見ているということがわかりました。人間の脳はカメラのようなものの見方をせず、視対象の図を様々な解釈をして「観る」。それが「イマジン」です。

昔の言の葉を見ると「いろ」とは、現在の「色彩」を意味する言葉とは異なり、「心、心情」を意味する言葉だったそうです。つまり昔から日本人は光から得る情報を様々に解釈していることを知っていた。人の気持ちは「いろ、いろ」で、「色彩」に触れた時の心情、心象が「いろ」と云う表現、言葉になったと言われ、「いろどる」は心象がおもてに出てくる様子でもあるそうです。その「いろ」こそ世界、存在の本質であると考えた日本人は「イマジン」豊かな民族です。

           

このたび当局で好評いただいている、「日本の四季から見る陰陽五行セミナー」は、「四季のいろどり真理」に変わります。四季の変化「いろどり」を意識してのことです。イマジンを固定してしまわないよう、「いろどり・彩」はあえて「ひらかな」にしました。薬局内外のセミナーで「いろどり」を感じ、いろどり豊かな自然の変化を感じられる日本に生きていることを感謝し、多様な視点を持ち世界の本質を探求していきます。