2017年10月

 日本の国菌って何でしょう?

 日本は、世界でも有数の発酵食文化を持っています。雨、湿気が多い火山王国である日本は、微生物による絶好の発酵条件の良い環境です。私たちの祖先はそんな腐敗しやすい環境の中で食べ物を保存しようと、麹と塩によって発酵させた「醤」を使っていました。日本には多種多様な微生物が存在し、有数の発酵食文化を築いたのです。

日本の国菌は『麹菌』です。日本には日本独自の麹菌が存在し、その麹が日本独自の発酵文化を作ってきたことが証明されました。日本の麹菌は他の微生物と共生する優しい微生物で、他者を殺すような物質は出さず、逆に自分自身を提供して周りの有益菌を強化します。特に善玉菌の代表「乳酸菌」はその麹菌があると元気になります。「和を以て尊しとなす」日本の民族らしい他を生かす特別な菌なのです。

日本の麹菌は多様性を持ち、周りと共生し協力して生かし合う働きを持つ。食べ物は人の精神に影響を与え、人の人生の指針になっていきますが、近年食の西洋化が進み、排除の社会になっていくのも同様。腸内環境のから人の身体の基礎となるバランスは作られ、ホルモンバランスや精神、意識へ繋がっていきます。腸内細菌を多様性に保つには多種多様な食べ物を頂くのがとても重要です。それが脳に伝達され心の多様性になりバランスを取っていくのです。
 発酵食品の働き
腸内環境を整える(整腸作用・便通・腸内細菌の安定・免疫力UPなど)・抗酸化作用がある・デトックス作用がある・
うま味、甘み、風味をよくする・ビタミン、ミネラル、アミノ酸などの栄養価が高くなる・食品の保存性が増す
 糀を料理に使う利点
✩肉を柔らかくする
✩調和のとれた自然な旨みが増強する・
✩甘みが増す✩野菜などがすぐ漬かる