2019年11月

  今ゲノム編集解禁 どうする食の安全性
 遺伝子改変技術を使って品種改良した「ゲノム編集食品」の販売や流通に関する届け出制度が2019年10月から始まりました。しかし、厚生労働省への届け出は任意で、消費者庁は表示義務も課しませんでした。

厚生労働省では、たとえ届け出義務を出しても、違反した事業者を特定して処分する必要が出てきたとき、現状ではゲノム編集と従来の品種改良を区別する検査方法がないため、届け出を任意にしたそうです。実は、厚生省も消費者庁も100%安全ではないということはわかっている



 ゲノム編集の問題点とは
ゲノム
編集技術で、人工的にDNAを切断する。生命体にとって人為的に壊してよい遺伝子があるのでしょうか?自然の調和の中で突然変異ができるのと同じと言えるのでしょうか?さらに遺伝子を壊した際に、目的外の遺伝子を壊す「オフターゲット」が必ず起きます。それが重要な遺伝子を壊せば、その生命体にとって影響が出るだけでなく、環境や食の安全にも影響してきます。さらにはゲノム編集した細胞と通常の細胞が入り乱れる「モザイク」も起きます。これも環境や食の安全に影響が出かねない。これらが問題点として挙がり解決されないままになっています。
 農水省は、有機農産物の日本農林規格(JAS)について、ゲノム編集(遺伝子操作)技術を応用して生産した農畜産物や、それらを加工した食品を認証しないとする企画改正する方針と発表した。遺伝子組み換えを追加されることになる。政府に握りつぶされなければ、ゲノム編集の食品かどうかを確認する方法は、現在のところ、この表示でしかわからないということになります。

ではなぜゲノム編集の食品を解禁にしたのか?
一般的に言われているのは…

☆2050年には世界の人口が100億人となる
 その時食糧不足になるため、肉厚の鯛や筋肉量の多い牛肉を
 生産できるようにしましょう!そうすることによって量を増やせば
 食糧危機は乗り越えられる!

                    


・今の人類は人為的に遺伝子編集しても問題ないくらい科学を発展させたか?
・何故「一代限りの種」を販売する?
・何故自家栽培の種を取ることを禁止するのか?
・作るばかりでなく、食品廃棄量に目を向けるべきではないのか?

近年の災害から学ぶことは、自然のエネルギーを前に、まだまだ科学は無力です。
そして、一代限りの種の販売や、自家栽培の種を取ることを禁止する法案は、海外企業の利権がらみによるものです。また、種の中にはその土地の環境にどのように適応していくかという情報が詰まっていて、環境因子が適応すれば自然と発芽するということ。自家栽培した種こそ食糧危機の切り札!食品廃棄量、いわゆる食品ロスは世界の食糧援助量の1.7倍に相当すると言います。このような状態で無理やり太らせた肉や魚が本当に必要でしょうか?

国民の意識調査では4割の人が「ゲノム編集食品を食べたくない」と答えているのに…。
「買うこと」で「変える」何でも買える時代だからこそ、買い物をする時に成分を気にしてみる。地球に優しいものを選ぶ。小さなことの積み重ねにはなるけれど、意識や意思表示する人が多ければ多いほど、“小さなこと”は“大きなもの”になるはずです。