2019年2月
 分離からの統合
毎年、何度も年運セミナーの話をさせていただいていますが、今年ほど異なる分野の人々と年運について話を交わしたことはことはなかったと思います。『気』の波動や波長のことを調べたり、お話していると量子力学的な面や、魂の側面が統合されていくのは当然なのです。そういった話をしていると、様々な事象はすべて必然で、自然界に存在するものはすべて意味があると実感します。

「自然に沿った子どもの暮らし、体、心」という著書のある群馬県の小児科医、本間真二郎先生は、著書の中で「現代の世の中は、限りなく分離が極まった(異なる意見を認め合えない)社会で、人と違う選択をしただけで攻撃を受けることがある」と書かれていて、「分離(違い)が生じた場合、どちらかを切り捨てることは真の統合とは言えず、
違いがあるまま認め合うことができて初めて真の統合」だとされています。「自分と最もかけ離れている価値観を認めることができれば、分離の意識段階を卒業できる。これが現代の意識が次に進む道」「人類はこの統合を果たすために限りなく分離したともいえる。そして陰極まれば陽に転ずる、すなわち、人類の意識はこれから分離から統合に向かいます」とも書かれています。

近年、SNSの普及で自由に発言できる時代になったのに、あまりにも「○か×か、陰か陽かという極端な二元論」になってしまっていることが多く、片方がもう一方を猛烈に攻撃します。反対意見を言う自由もありますが、言葉の使い方を考える必要性があるのではないでしょうか。

当局が行っている講座に新たに加わって下さった岸田真理子さんの詩のワークは、そんな現代人が忘れている言葉の大切さを思い出させ、魂に響く。自分が紡いだ「言霊」によってあらゆることがつながっていくワークです。日本人は古くから「言霊さきはふ国」といって言霊を大切にしてきました。人間が言葉を使うようになったのは、自分の気持ちを人に伝えるためで、人に伝えるというのは能動的で創造的な行動です。自分がどう生きたいのか、本気で考え尽くすことは、自分以外ほかの誰にもできない「自分の愛」ではないでしょうか。岸田さんのワークの時、私はそんな感覚になりました。魂が言の葉をつむいでいくのです。自由に言葉が使える現代だからこそ、言葉を大切にし、「言霊さきはふ国」に戻したいものですね。