2018年9月
 中庸 あるがまま
 今回は中庸についての話です。陰と陽、そして中庸とはどういう状態なのでしょうか

」 …性格も生き方も陽が強い人は、見える世界が大切で、エネルギッシュな行動を取
      る。極陽になると享楽的になる

中庸」…中庸の人は「白と黒」、「陰と陽」、「善と悪」を判断しない。ただそのことがあるだけ。
      今を大切にし、心の奥底の想いを素直に感じることができる。

」 …性格も生き方も陰が強い人は、依存性が強く、決断力がない。心配し過ぎて行動が
      鈍る。人に言いたいことが言えない。

普段薬局で患者さんと話したり、漢方処方をしている時、私はいつもその人の「中庸」を探して
いるようです。何気ない日々の話を聞きつつ、陰や陽に振り過ぎていることを自覚していただ
き、年々その振り幅が小さくなっていくと、その方たちの『自分軸』ができていき、どちらにも偏
りすぎることのない中庸に自然になっていっている。無理して、頑張って、中庸にするのでは
ありません。

   陰極まれば陽になり、陽極まれば陰
になる
』ように、この世は常に流れています。

陽や陰が強いからダメだとか、中庸でなければならないとか言っているのではありません。

陽には人を引っ張っていく頼もしい要素があり、陰にはじっくり考える静寂な心など良い要素もありますが、どちらも溜まり続けると、身体に負担をかけます。

私の思う「中庸」と言える人は…
★どんな時もどんなことも客観視できる能力の高い人
自分の行動、言葉、考え方などを俯瞰して客観的に見ることができる。
傲慢ではなく、控えめでもない。発言すべき時は発言し、その時々で
臨機応変になれる。
★中庸でありながら、中庸は求めすぎず、中庸への執着はない人
存在感がありながら決して押し付けがましくない。過去も今も未来も大切
にし、幸せに思い、本当の幸せである魂の成長を成している。

前述したように、中庸になろうとしてもなれるものではなく、方法論だけ実行してもなれる
ものではないと思います。当局の長年の患者さんの中には、その時の季節に合った
身体に合った身体に整っていくことで中庸を見出されている方もいて、今年のような
揺れ動きの激しい年でも問題なく過ごされています。そんな方たちは段々と薬が不要
になっていく。薬をやめなければならないではなく不要になっていくのです。

同様に、当局で行っているアトリエ、ワークショップ、セミナーに通っている方々は
「素の自分」と向き合うことができるようになり、、徐々に中庸に向かっているようです。

ほのか薬局ではこれからも、処方、ワークショップ、各種セミナーを通じて一人一人
持っている力を無理なく発揮できるようにサポートを行っていきます。