2018年6月
 衆縁和合(しゅうえんわごう)
  ここ最近、自由度の高い人との出会いが多くあり、特に今年に入ってからは自由エネルギーが膨張するような感じで広がっています。今回はそんな出会いから知った2つの活動について、ご紹介したいと思います。

木桶職人復活プロジェクト
昔ながらの木桶醤油を続ける選択をしたヤマロク醤油さんは、100年以上前の木桶を作り変える時期が来ても木桶を作る職人がいなくなっ現代の現実を知った。山六さんは、子供や孫の世代にも木桶仕込みを残したいという思いで、社長自ら木桶職人に弟子入りし、木桶の作り方を学んだ。今では、自社で毎年冬に木桶を手作業で作り、「木桶職人復活プロジェクト」を発足。ステンレスタンク仕込みの大手醤油メーカーも賛同して、桶作りのみならず、桶に必要な木を植えるプロジェクトも始まっています。山六さんは自社だけの利益を考えず、本質を残すためには、みんなが寄り添い力を合わせることの大切さを伝えています。それはあたかも「蔵付き酵母菌」のようです。

自然農
自然農の田んぼは、日本の稲作の原点と言われ、縄文式。「耕さない、肥料、農薬を用いない、草や虫を敵としない」という三原則があります。弥生時代に水田による稲作が中国から伝えられたため、歴史上縄文人は稲作が下手だという認識もあったが、実は反対。自然を知っていれば強い稲になり、無農薬、無科学肥料が可能になる。さらに、土地が土壌菌や虫たちによって活性化され、無駄な雑草が生えなくなってくる。つまり、稲と必要な雑草と、虫や菌がバランスをとり、共に成長し、自分で生きていく多様性の自然と社会ができる。そんな自然農が今日本各地で静かに復活してきています。まさに原点回帰です。

 20世紀は「整える」時代の「和」を重んじたのに対して、21世紀は「調える」時代の「和」を重んじ、環境や多様性が進化する。すでに一部では動き出しています。

そこで思い出したのが「衆縁和合」という言葉。元は「もろもろの条件(衆縁)がうまく和合して物事は生まれたり、なくなっていく」というそういう自然界の道理。

衆縁和合は常に変化し、諸行無常です。良い時もあれば悪い時もある。そのすべてが自然の道理ということ。因縁生起でいうと
出会うべき時に出会うべき人がいて、起こるべき時に起こったことを通して、自分にとってベストタイミングで気づきや学びが起こる」それは衆縁和合によるもので、コントロールできなくて当然なのではないでしょうか?人々はそれに気づき始めています。