今回のコロナ騒動での自粛期間に色んな事に気づくチャンスがありました。
その1つが、学校薬剤師を行っている学校で提案された「次亜塩素水の噴霧器をすべての教室に設置する」という事案。それによる健康被害は何例も報告されているので、まず「その噴霧濃度と時間を調べてください」「そして、できれば噴霧をSTOPしてください」と要望しました。
しかし、学校側は「他でもやっている」、「メーカーの資料から安全だと言っている」とどうしても行いたい様子。まさに右図の1番目のコロナのことを飛ばして2番目、3番目に学校全体が陥っているようです。
でも、言わなければいけないことなので、資料をもって噴霧器を置かないよう、訴え続けたところ、噴霧はすべて中止に。その後、それを証明するように、厚生労働省や経済産業省が禁止を全国に発表しました。
一時は逃げ出したいと思ったこともありましたが、何百人子どもの健康に関わる事。自分の「恕」の気持ち(己の欲せざるところ人に施すことなかれ)をなくすことはできませんでした。
そんな気持ちが伝わってか、先生たちも基本を見直したいので、薬剤師が赴く回数を年に何度か増やしてくださいと言われました。真理、基本を伝えれば、目が覚めるように、芽生えのように気づきが生まれる。
自分のこの1か月の色んなことを思い返すと
「基本に戻る」「本質」「自然の理」ということを無意識にやっていたことに気づきました。
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日本赤十字社が伝える「新型コロナ3つの顔」


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