2020年6月
 薬を渡すだけが薬剤師ではない!
今回のコロナ騒動での自粛期間に色んな事に気づくチャンスがありました。

その1つが、学校薬剤師を行っている学校で提案された「次亜塩素水の噴霧器をすべての教室に設置する」という事案。それによる健康被害は何例も報告されているので、まず「その噴霧濃度と時間を調べてください」「そして、できれば噴霧をSTOPしてください」と要望しました。

しかし、学校側は「他でもやっている」、「メーカーの資料から安全だと言っている」とどうしても行いたい様子。まさに右図の1番目のコロナのことを飛ばして2番目、3番目に学校全体が陥っているようです。

でも、言わなければいけないことなので、資料をもって噴霧器を置かないよう、訴え続けたところ、噴霧はすべて中止に。その後、それを証明するように、厚生労働省や経済産業省が禁止を全国に発表しました。

一時は逃げ出したいと思ったこともありましたが、何百人子どもの健康に関わる事。自分の「恕」の気持ち(己の欲せざるところ人に施すことなかれ)をなくすことはできませんでした。

そんな気持ちが伝わってか、先生たちも基本を見直したいので、薬剤師が赴く回数を年に何度か増やしてくださいと言われました。真理、基本を伝えれば、目が覚めるように、芽生えのように気づきが生まれる。

自分のこの1か月の色んなことを思い返すと
「基本に戻る」「本質」「自然の理」ということを無意識にやっていたことに気づきました。




  日本赤十字社が伝える「新型コロナ3つの顔」



 薬剤師はすべてに対応できる多様性が必要とされる職業です。ただ医師の処方箋の元、指示された薬を出しておけば良いということではなく、生まれてから死を迎えるまですべてに関わり、1人の人間の身体の隅々から暮らし、生活、地域社会にまで全てに関わる職業。今回改めて薬剤師の仕事が人々の生活の基盤を担うことを痛感しました。

<これから当局のセミナーで目指すところ>

衣:自然素材に包まれる安心感
  生薬で染められた衣服を着用する
  人や流行に合わせるのではない「自分流」を表現する

食:食の安全性、食に関する品々
  自分身体に合った食生活
  方法論に頼らない、情報に振り回されない
  子どもの時から食生活に目を向ける

住:過度にならない衛生環境
  日本の四季と住環境、和の暮らし
  住環境から地域や社会へ

「基本の基に戻ることができた」と言われるようなセミナーを地道にしっかりと伝えていくことで、「自分が持つ力」を信じて生きて行ける人が増えて行って欲しい。また、同志の人たちと力を合わせ、響き合い、調和し、共存できる多様な森となっていきたい」と思っています。そんな土壌を育てていきましょう