2019年7月
 様々なものが出てくる今だからこそ
 今年の年運セミナーで力をこめてお話しましたが、この夏は「様々なものが表に出る」という様相が患者さんたちの身体にも、心理の世界にも起こっています。また、政治の世界にも現れているように思います。

選挙前にぽろっと口走った「老後に2000万円貯めなければ…」を、「100年安心の年金ではなかったのか?」と指摘されると、突然うやむやにしたり…。今まで何とか隠せていたことが、どこかのほころびで表に出ている。それを躍起になってもみ消そうとすればするほど、もっと深くあぶり出される。

例えば消費税に関して。8%に増税された時点では、社会保障の充実と安定化に使われるはずだった財源が、その部分では増税分の半分も使われず、逆に軍事予算は2019年度5兆2574億円と過去最高。そして予算が足らないと、社会保障は我々に負担増。結局消費税増税の負担に個別負担を強いられるのだから、生活が楽になるはずがありません。

大学無償化にかかる費用は8000億円、100人規模の介護施設200か所で1000億円。災害対応車レッドサラマンダー10台11億円。2018年度に2割に引き上げた70〜74歳の医療費負担は、F35戦闘機を10機買わなければ1割に戻せます。

『コスタリカの軌跡』をご存知ですか?
莫大な予算が必要になる軍事費をゼロにしたことで、コスタリカはこの予算をよりよい教育や国民皆保険制度の実現や環境のために振り分け、無料の教育、無料の医療を実現した。軍隊廃止を宣言した当時の大統領ホセ・フィゲーレス・フェレールの「兵士よりも多くの教師を」のスローガンは有名。

その結果、地球の健全性や人々の幸福度、そして健康を図る指標「地球幸福度指数(HPI)」2016の世界ランキングにおいて140か国中で世界一に輝いているのが
コスタリカです。
さらにコスタリカは、2018年度には4年連続で、国内電力の98%以上を再生可能エネルギーで賄ったともいわれます。

今月の「養生訓」に、「大人たちはどうして『分かっている』のに変われないの?」と表題を提示しましたが、今回の参院選の自民党のスローガンは「力強い外交、防衛で国益を守る」です。これは「武器を購入する外交をして、防衛費に税金を投入します」と言っているのと同じ。

もう宗教戦争をする必要もなく、植民地の奪い合いをする必要もない今の時代に、何のために戦争が必要でしょうか?
世界の政治家、富裕層にとっては、戦争はとても儲かる産業です。その産業に外交努力して国益を守ると言っているにすぎません。それが国益でしょうか?戦争を本当にしてしまったら国よりも人類が危ないことは知っているはずです。

気候の不安定さが地球の「不安定さをあぶり出し、浄化しようと働いている動きを利用して、筆者自身しっかりと観察し、変化していきたい。少人数でも良い、大切なこと、真理をしっかりと伝え続けたいと思っています。