アトリエ通信 2018年3月

 
アトリエ親セッション 陰陽五行からみる成長発達
 


子どものアトリエは、毎回子どもの作品や行動から気づいたことをみなさんにお伝えし、半年ごとにセッションを設け、一回ずつでは見えない流れをグループで共有する会を行っています。セッションでは簡単なセミナーも合わせて行っていますが、2年前からは心と身体の関係を伝えるために陰陽五行をテーマにしてきました。
 
今回は腎=自立がテーマでした。「これ作ってみたい」とか、「こうやってみたい」など発想が出て色々と思いつく状態は、精神性で言うと脾=意です。

そして、その意を持って行動をし、成し遂げていくことが
腎=志です。意と志で“意志”。意だけでは自立とはならず、志が必要なのです。
 
は、季節では冬。陰のエネルギーがピークで、内向きの力が強い時です。無理やり外向きにしない方が良いのが冬の養生。陰極まれば陽となるので、しっかり内向きになったあとは、自然に外へと向かいます。

 例えば不登校の子は感受性が強く、人を気遣う素質も持っていて精神性が高い。その場合、無理やり学校へは行かせず、安心してエネルギーを内向きにすることが大切。しっかり引きこもれるって大切な事なんです。

それを見守る親の力も試されます。「何とか行かせたい」は冬に無理やり外に連れ出すようなもの。この時期は親自身が自分を見つめ直し、自分を育むチャンスをもらっているのではないかと思います。

今回セッションをしてみて、継続して通っていらっしゃる親御さんは精神的にも自立している方がほとんどで、子どもさんも自立に向かっている子が多い、という結果が見えました。自分の内面と向き合うことで、より子どもの様子にも気づきやすくなります。それが親と子の適切な距離感を無理なく持てることにつながっているようです。