アトリエ通信 2020年5月

 
竹を使ってプランター作りに挑戦

昨年一年、畑では夏野菜を主に作ってみて、少しですが収穫したものを分けたり、ひこばえの会で活用しました。とはいえ、手入れや情報伝達が不十分だったことを考えると、満足のいく活動になったとは言えず、大変さも実感しました。

 そこで今年はやり方を変えて、畑にはあまり手をかけないでよい綿を主に植え、野菜はいつでも手入れできる薬局の裏で作ろうということになりました。
   この集まりの趣旨はパーマカルチャーを実践することです。パーマカルチャーとは、地球、人、みんなで分かち合うことを大切に、地球で楽しく生きるための暮らしの工夫のこと。

「みんなのちきゅうカタログ」という本を読みながら進めています。その中に「買う人から作る人へ」というテーマが
あり、それはどうすることなのか、話し合った上の実践です。

「畑がない条件での自給」…畑がないからできないのではなく、ない中でどう作っていくか。パーマカルチャーの考えに基づいた実験をコンクリート敷きの薬局の裏(駐車場)で行うのです。

初めはコンクリートをはがすことも考えましたが、そんな時、竹を使って欲しい人がいるという情報が入りました。竹林は手入れが必要なので、所有者は伐採した竹の処分に困っているそうなのです。

昔から日本には竹が豊富で、建築から日用品、子どものおもちゃに至るまで、たくさんのものに使われていましたが、戦後のプラスチックの普及で廃れてしまったようです。なので、余っている竹を使えば森林資源の保護になる。紐だけでできるからお金はかからない。しかし、扱うとなると手間がかるし大変です。でもまずは一つプランターを作ってみようとチャレンジする事になりました。

地面の温度の影響を受けないように廃タイヤを使って高床式にしようとか、土が隙間からこぼれるのはどうする?とか、竹以外のことでもあーでもないこーでもないと話し合いを重ね、計画を立てて設計図を書き、やってみますが、竹の太さや曲がり具合が微妙に違うので思うようにはいきません。

紐の結び方も、本やネット動画を参考にしてやってみましたが、最終的にはその竹の状態を見ながらの感覚作業。共同作業で結ぶので、相手の動きを見て息を合わせないとスムーズに進みません。それ以上に息とか間が大事だと思いました。
   上手くいかないことや困難の連続でしたが、その分できた時は拍手喝采。
「自分たちにもできるんだ」「初めてにしては上出来」と自己満足。これから土を入れ、苗を植えていきます。みんなの愛情が詰まったよいエネルギーの美味しい野菜ができますように!